埼玉医科大学 病理学・中央病理診断部

学会発表

国際学会参加報告  茅野 秀一(准教授)


造血器腫瘍の新WHO分類が出版されてすでに5年が経過し、各疾患の診断基準の問題点なども指摘されるようになった今年、骨髄病理国際ワークショップが開催され、筆者も急性白血病との鑑別が問題となる赤芽球増生の顕著な骨髄異形成症候群の1例を報告しました。
この学会は欧州骨髄病理ワーキンググループの開催でヨーロッパ各地で2年ごとにまわりますが、今回の開催地はドイツ、ミュンヘンでした。ミュンヘンはオクトーバーフェストが有名ですが、学会の開催された9月初旬、われわれは学会懇親会で一足早く雰囲気に浸って参りました。写真はその時の模様で、民族衣装を着飾った人々のなかには今回の学会長であるMarcus Kremer先生もいらっしゃいます。