埼玉医科大学 病理学・中央病理診断部

学会発表

第58回日本神経病理学会総会学術研究会


医学部5年生の橋本尚仁君が、2017年6月に開催された第58回日本神経病理学会総会学術研究会で「Ependymoma, RELA fusion-positiveの免疫組織化学的マーカーの検討」と題する演題のポスター発表を行い、学生ポスター優秀賞を受賞しました。橋本君は本学の研究医養成プログラムの一期生であり、4年生から毛呂の病理学において研究を始め、その研究成果を発表し、優れた評価をうけました。日本神経病理学会の学生ポスター発表には、北海道大学や新潟大学などの医学部生から質の高い発表があり、神経病理専門医からの助言、学生相互の意見交換・質問で活発な議論が交わされました。研究医を目指す橋本君にとって、自らの発表と他大学医学生との交流は大変有意義な経験となり、優秀賞受賞は大いなる励みになったと確信しています。
(文責:医学部病理学教授 佐々木 惇)