埼玉医科大学 病理学・中央病理診断部

学会発表

第107回日本病理学会総会


医学部4年生の松永洸昴君と5年生の三井絵里花さんが、2018年6月に札幌で開催された第107回日本病理学会総会の学部学生ポスター発表で「An autopsy case of systemic mastocytosis」と題する演題を発表しました。彼らは、昨年度、埼玉医大学部生の課外プロのテーマとして「CPC症例をまとめる」を選択し、その成果を今回の学会発表へ見事に結実してくれました。症例の担当病理医であった金先生(助教)をはじめ多くの先生から指導と助言をもらい、非常にレベルの高い症例報告ができ、座長の先生からもお褒めの言葉を頂きました。今回の経験を、これからの学習や臨床実習に役立てて欲しいと願っています。
(文責:医学部病理学教授 佐々木 惇)


第59回日本臨床細胞学会総会(春期大会)


2018年6月1日~3日の3日間、第59回日本臨床細胞学会総会(春期大会)が北海道札幌市で開催されました。細胞検査士の資格を取得して初めての学会発表であり、分からないばかりでしたが、清水先生や他のスタッフの方に多くの貴重なご意見を頂き、無事に発表を終えることが出来ました。ご指導して下さった皆様ありがとうございました。
(臨床検査技師:稲田博輝)


大村智博士(2015ノーベル生理学医学賞)講演会


2018年2月20日、2015年ノーベル生理学医学賞受賞者の大村智博士(北里大学特別名誉教授)が埼玉医科大学に来訪され、「微生物創薬と社会貢献」というタイトルでのご講演をなされました。当日は埼玉医大3キャンパスで合計500名以上の参加者があり、会場の医学部第3講堂は大勢の立ち見者がでるという盛会となりました。講演会終了後、大村先生にはお疲れの中、お時間をお取り頂き、本学医学部研究医養成プログラムの学生5名に激励頂くとともに学生諸君の質問にもお答え頂きました(写真)。学生の質問に対して、先生は、「アートはセンスを磨くのに大切だ」、「自分がどちらをやりたいかではなく、どちらが世の中の役に立つかで決める」と仰られました。研究には「新たな真理をみつける」、という目標がありますが、大村先生には「世の中に役立つ研究でなければ意味がない」という大切なことを講演と対談の中でご教示頂きました。学生諸君だけでなく私にとっても忘れ得ぬひと時となり、専門領域は異なれ、医学研究への挑戦・勇気という心構えを再認識いたしました。研究医養成プログラムの学生諸君がこの日を忘れず、リサーチマインドを持ち続け、社会に役立つ研究を成し遂げる医師に将来なることを願います。
(文責:医学部病理学教授・研究医養成プログラム運営委員会委員長 佐々木 惇)


第56回日本臨床細胞学会秋季大会


11月18~19日の2日間、第56回日本臨床細胞学会秋季大会が福岡で開催されました。示説発表では貴重なご意見をいただくことができ、有意義な学会でした。
(臨床検査技師:細沼沙紀)


第58回日本神経病理学会総会学術研究会


医学部5年生の橋本尚仁君が、2017年6月に開催された第58回日本神経病理学会総会学術研究会で「Ependymoma, RELA fusion-positiveの免疫組織化学的マーカーの検討」と題する演題のポスター発表を行い、学生ポスター優秀賞を受賞しました。橋本君は本学の研究医養成プログラムの一期生であり、4年生から毛呂の病理学において研究を始め、その研究成果を発表し、優れた評価をうけました。日本神経病理学会の学生ポスター発表には、北海道大学や新潟大学などの医学部生から質の高い発表があり、神経病理専門医からの助言、学生相互の意見交換・質問で活発な議論が交わされました。研究医を目指す橋本君にとって、自らの発表と他大学医学生との交流は大変有意義な経験となり、優秀賞受賞は大いなる励みになったと確信しています。
(文責:医学部病理学教授 佐々木 惇)


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