埼玉医科大学 病理学・中央病理診断部

学会発表

第103回 日本病理学会総会 医学部ESS(英語研究会)


去る2014年4月、医学部ESS(英語研究会)部員の学生さんたちが広島で開催された第103回日本病理学会総会でポスター発表をおこないました。これは2013年度の課外学習プログラムとしてESSの部活動と病理学とがリンクしたもので、昨年秋に東京で開催された、英語で行うCPC臨床病理検討会大会にエントリーした3症例の報告を行いました。学会での発表は日本語でしたが、外科の協力を得て発表内容を追加したり、HE染色標本ではわかりにくい「心不全細胞」を鉄染色標本で観察するなどのさらなるブラッシュアップが見られました。 彼らからは「基礎医学と臨床医学のつながりがよく理解できた」「病理組織像が読めると他診療科の臨床実習に役立つ」との声も聞けました。


国際学会参加報告  茅野 秀一(准教授)


造血器腫瘍の新WHO分類が出版されてすでに5年が経過し、各疾患の診断基準の問題点なども指摘されるようになった今年、骨髄病理国際ワークショップが開催され、筆者も急性白血病との鑑別が問題となる赤芽球増生の顕著な骨髄異形成症候群の1例を報告しました。
この学会は欧州骨髄病理ワーキンググループの開催でヨーロッパ各地で2年ごとにまわりますが、今回の開催地はドイツ、ミュンヘンでした。ミュンヘンはオクトーバーフェストが有名ですが、学会の開催された9月初旬、われわれは学会懇親会で一足早く雰囲気に浸って参りました。写真はその時の模様で、民族衣装を着飾った人々のなかには今回の学会長であるMarcus Kremer先生もいらっしゃいます。


セミナー


「2011年9月21日、佐々木先生がシドニー大学でセミナーを行いました。」


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