埼玉医科大学 病理学・中央病理診断部

学会発表

第2回「オール埼玉医大 研究の日」発表


埼玉医大研究医養成プログラムに所属し当教室で研究を行ってきた寺門正尊君(医学部6年生)が、2021年11月6日に開催された第2回「オール埼玉医大 研究の日」の第一部、「第7回学部学生による研究発表で「デジタル画像処理技術を用いた悪性リンパ腫と膠芽腫の迅速細胞診断補助に関する研究」と題する演題を発表しました。本研究は、今後の病理診断や治療で応用が期待されるデジタル病理の技術を用いた研究で、当科の市村隆也先生(現非常勤講師)や小林直樹教授(保健医療学部)らの指導で完成に至りました。寺門君は6年生で発表会が卒業試験と日程的に重なり録画発表となりましたので残念ながら質疑応答はできませんでしたが、発表後にご参加の先生から「大変興味深い内容でした」とのお褒めの言葉も頂きました。寺門君は来春から他の大学病院で初期研修を開始し医師としての一歩を踏み出します。今回の経験を、これからの臨床診療や研究に役立てて欲しいと願っています。
(文責:医学部病理学教授 佐々木 惇)